取材して記事を書くことは、時間がかかります。記事内の1か所の数値や言葉も綿密にチェックした上で、最終的に紙媒体で出版したりネット上で公開します。
中には「そこまで細かいことをチェックしなくても」という方針の編集部もあるでしょう。でも、私が寄稿してきた媒体は、みな、その軸はぶれていません。
このプロセスを客観的に見ると「面倒くさいことをしている」ときっと感じるでしょう。ライターやジャーナリストは、その面倒くさいことを当たり前だと思って進められないと、やっていけません。
書く仕事に限らないと思いますが、面倒なことをやっていくと、楽しいこと・嬉しいことが必ずあります。そして、その楽しい・嬉しいの回数は徐々に増えていくはずです。その楽しい・嬉しいのおかげで、私の生活は、常に豊かになっていると感じます。